用語集

50音順 インデックス

在庫管理
物流の基本的機能で、納期遅延や欠品の防止、顧客への注文から納品までのサービス向上、それに伴う在庫費用、製造費用、輸送費用等のコスト削減を目的として行います。
先入れ先出し
保管している物品に対し、先に入れたものを先に出庫する方法。保管物品が長期滞留することで、品質が劣化してしまうことを防止します。
仕分け
倉庫内の貨物を種類や方面別、送付先別に仕分ける作業のこと。
従量率・従価率
営業倉庫で使用される保管料の算定区分です。従価率は委託申込価格1,000円について銭単位で、従量率は委託物1トン(または体積1,133m³)につき円単位で、それぞれ甲乙級地別、品目別に定められています。
出荷
顧客へ荷物を発送するために倉庫から荷物を積み出すこと。物流だけでなく商流も含み、引き渡した時点で成立します。
出庫
作業として保管場所から荷物を取り出すこと。荷物の物流だけで、商流は絡みません。
直積み
ラックやパレットなどを使わず、商品をそのまま床に積み上げていく保管方法のこと。また、荷主の責任で貨物を本船まで運んで引き渡し、船積みする方法のことも指します。
水面倉庫
原木を保管するための倉庫で、水面に木材等を浮かべた状態で保管します。
税関
外国と交通する港や空港などで、関税の徴収、輸出入貨物の通関および取り締まり、保税地域の管理などを行う機関のこと。財務省の地方支分部局として置かれ、国内では8税関(函館・横浜・東京・大阪・名古屋・神戸・門司・長崎)と1地区税関(沖縄)があります。
倉庫
貨物や物品を貯蔵・保管するための建物のこと。 常温で保存する一般的な倉庫の他に、美術品や医薬品などの保管のため温度と湿度調整ができる「定温・定湿倉庫」、食品などを保管する「冷蔵・冷凍倉庫」など、収納する物品によって分類されます。
倉庫寄託約款
倉庫業者と委託者との間で行う取引の契約内容を定めた取り決めのこと。倉庫業法では倉庫業者が国土交通大臣に届けると定められており、委託者はその内容を承認のうえ、委託申し込みをするのが原則です。
倉庫協会
昭和23年に設立。傘下にある全国53地区の倉庫協会とともに、倉庫行政への協力を行い、物流政策をはじめとする12の常設委員会を中心とした活動を通じて、倉庫業の健全な発達を促進することにより、豊かな社会の構築と経済活動の効率化に貢献しています。
倉庫業法
倉庫業の適正な運営と倉庫証券の円滑な流通を確保することを目的とした法律のこと。倉庫業を許可制とし、倉庫委託約款、設定した料金を事前に届け出ること、登録を受けるためには倉庫の場所、構造、設備など様々な基準を満たす必要があり、営業倉庫の類別も定めています。
総量ピッキング
出荷先ごとに伝票単位ではなく、商品単位の合計数をまとめてピッキングする方法で、トータルピッキングとも呼ばれています。動線量が圧縮できるので効率的な作業が可能になります。